Theme
our thema:
男女平等
ー家庭内の家事分担における男女格差についてー
research motive :
PBL活動において重要な身近な問題を考えていたところ、身近な格差として性差別があがりました。
私達にとって興味のある話題でもあり、話を進めていく中で、
某医大の入試の女子差別の記事に目が止まり、高校生の私達の将来にも関わる問題の1つとして捉えることにしました。
また、システムキッチンのCMや週刊新潮での記事など違和感を感じることが多々あり、性について日本の遅れを実感しました。
このような点から、私たちは現代日本は性別格差への問題意識について大きく遅れを取っているという現状を再認識し、
そこから更に、私たちの身の回りにも男女格差はあるのではないかと考えました。
そこで班内で議論した結果、最も身近な格差は家庭内の夫婦の家事の割合である
という結論にいたり、私たちが28歳になった時に家事育児をほぼ1人でしている
ために働きたくても時間がない生活を送っている可能性もあるため、
大いに関係がある問題と思われます。
家庭内での家事の割合を平等にする事で、女性にも時間が生まれ格差は減少する
という考えに至り、
テーマを家庭内の家事分担における男女格差に決定しました。
research objective:
上記のシステムキッチンのCMのように、性別格差は身近にあり疑問に思う人もいる一方で放送される段階まで疑問に思わない人も多数います。
家事育児は女性がやるものという固定観念がありますが、結婚して出産しても仕事に復帰した女性にとってその固定観念のせいで、同じ時間家庭外での労働をしている男性よりも家庭内での労働に時間を割かざるを得ないのではないか、
また、仕事に復帰してもキャリアが望めない、ひいては仕事に復帰したくても復帰できない女性も多くいるのではないか、というような考えに至りました。
そこで私たちは、
世の中に蔓延する男女格差問題を
家庭単位から見直す
ということを目的として掲げています。